台風8号の影響で、県内各地では大雨による冠水被害や暴風に備える人たちの姿があった。沖縄気象台によると、多良間村仲筋で23日、24時間降水量が8月の観測史上最大記録を観測。本島や離島と県外を結ぶ空の便は24日の欠航が出始め、約2千人の足に影響が出る見込みとなっている。

(資料写真)那覇空港

 23日に強風と大雨に見舞われた宮古島地方。同日正午ごろ、宮古島市城辺比嘉の道路が冠水、車2台が進入し立ち往生した。市消防本部によると、同午後6時時点で人的被害はない。市は同日午前、土砂災害の恐れがあるとして市役所城辺庁舎に避難所を開設した。

 久米島町では昼すぎから風雨が強くなり、午後2時には最大瞬間風速29・3メートルを観測。民家や商店が立ち並ぶ町仲泊では、暴風を警戒して窓に板を打ち付けている家があった。人通りはまばらで、傘を差しながら足早に食料品を買い求める人の姿も。町の主力産業のサトウキビは、至る所でなぎ倒されていた。

 沖縄関係の空の便は、那覇や離島と、東京や大阪を結ぶ日本航空(JAL)などで少なくとも33便が欠航を決めた。