沖縄県宜野湾市は、市議会6月定例会で否決された「男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例」案について、内容を改めた上で来年3月市議会への再提案を目指す。有識者ら11人でつくる市男女共同参画会議を24日に再諮問した。

宜野湾市男女共同参画会議の会長に新垣誠教授(左)を諮問する和田敬悟副市長=24日、宜野湾市役所

 同日あった第1回会議で、条例案が否決された経緯を市が説明し、新たな素案を提示した。市によると素案は、市議会与党が「男女平等と違って上位法がない」「解釈に慎重な議論が必要」などと問題視した多様性についても盛り込んでいるが、前回の条例案よりも男女共同参画に重きを置いた内容。今秋にも市民からパブリックコメント(意見公募)を受け付ける。

 会議の会長には、前回諮問した昨年5月と同様、沖縄キリスト教学院大学の新垣誠教授を選任した。他の委員は、宜野湾市の担当部長と校長代表のみ入れ替わり、そのほかの弁護士や女性団体代表らは変わらない。第1回会議は、一部委員がインターネットを使ったウェブ会議で参加した。