沖縄県出身の歌手・俳優のGACKTさんが25日、県庁を訪れ、昨年10月に正殿など主要な建物が全焼した首里城の再建に約470万円を寄付した。GACKTさんは「首里城が焼失した後の写真を見たときに喪失感を抱いた。(寄付金は)僕を応援してくれているファンの協力と沖縄を思う僕の気持ち」と述べ、1日も早い再建を願った。

沖縄県土木建築部の上原国定部長(右)に首里城火災復旧支援寄付金目録を手渡し記念撮影するミュージシャン・俳優のGACKTさん=25日、県庁

寄付金贈呈式に訪れた県出身のミュージシャン・俳優のGACKTさん=25日、県庁

沖縄県土木建築部の上原国定部長(右)に首里城火災復旧支援寄付金目録を手渡し記念撮影するミュージシャン・俳優のGACKTさん=25日、県庁 寄付金贈呈式に訪れた県出身のミュージシャン・俳優のGACKTさん=25日、県庁

 GACKTさんは故郷のシンボルである首里城の再建を願い、ことし1月から始まったデビュー20周年を飾る全国ツアー「GACKT 20th ANNIVERSARY LIVE TOUR 2020 KHAOS」のオフィシャルグッズとして首里城再建アイテムを特別販売。自身のオフィシャルウェブサイトでも販売を行い、収益を支援金に充てた。

 GACKTさんは、2011年に放送され、首里城が舞台となったNHKBSプレミアムの時代劇「テンペスト」に出演。当時を最後に「首里城は訪れていない」とし、「通常は入れない所まで撮影許可を頂いた。首里城は僕の中でも思い出深く、感慨深い場所」と振り返った。

 首里城火災の直後には、自身のSNSで「昔、テンペストの撮影でも使われ、沖縄を愛するボクにとっても思い入れがある場所」とつづっている。

 寄付金を託された県土木建築部の上原国定部長は「貴重な寄付金を首里城の復旧、復興に役立てたい」と感謝した。