沖縄県の中部広域市町村圏事務組合と広域間姉妹提携を結んでいる山形県の最上広域市町村圏事務組合が50周年記念事業の一環で、山形県の最上広域交流センター「ゆめりあ」で9月30日まで「沖縄フェア」を開いている。両広域圏の交流を振り返る展示や段ボールのパーランクー作り体験ワークショップなどを実施。両広域圏の児童の交流事業は本年度、新型コロナウイルスの影響で初の中止となったが、互いにアイデアを出し合い、開催を決めた。(中部報道部・大城志織)

中部市町村の酒造所の泡盛を楽しむ来場者=山形県新庄市の「ゆめりあ」(最上広域市町村圏事務組合提供)

山形県新庄市とオンラインで中継したよなは徹さんの民謡ライブ=7日、沖縄市の中部市町村会館(中部広域市町村圏事務組合提供)

中部市町村の酒造所の泡盛を楽しむ来場者=山形県新庄市の「ゆめりあ」(最上広域市町村圏事務組合提供) 山形県新庄市とオンラインで中継したよなは徹さんの民謡ライブ=7日、沖縄市の中部市町村会館(中部広域市町村圏事務組合提供)

 中部広域は沖縄市など9市町村、最上広域は新庄市など8市町村で構成。児童の交流事業は1989年に始まり、夏と冬に児童相互派遣を続けている。

 沖縄フェアでは三線や工芸品の展示や沖縄の観光名所の映像や写真の展示のほか、首里城の復興展示会としてパネルや首里城のがれきの展示なども開催。8月7、21の両日にはビアガーデンを行い、中部圏域の酒造所の泡盛試飲会や沖縄物産の販売のほか、山形県の会場と沖縄をつなぎ、民謡歌手によるライブをオンライン中継した。

 来年1月には宜野湾市と山形県金山町の小学校でオンライン交流会を開催予定。最上広域担当者の野崎智さんは「長きにわたる交流がコロナに負けて途絶えてはいけない。沖縄フェアで物産の販売などをすることで沖縄との絆を再確認し、来年度以降の交流につなげたい」と強調した。

 中部広域の座喜味保事務局長は「30年以上続いた交流事業が本年度対象の児童はできなくて残念だが、沖縄フェアの開催に感謝する。県内でも最上広域を紹介する展示などをどういう方法でできるか模索していきたい」と話した。