台風8号の大雨に伴う土砂崩れの影響で25日、沖縄本島北部で国道や県道の交通規制が相次いだ。本島中部でも土砂崩れや床上浸水の被害があった。渡嘉敷村では25日午後までの72時間降水量が330ミリを超えた。消防などによると人的被害は確認されていないという。

天願川が氾濫し、床上浸水した住宅の離れ。床は赤土で染まり家具が散乱していた=25日午後2時半、うるま市栄野比(伊禮健撮影)

台風8号の大雨に伴う土砂崩れで県道70号をふさいだ土砂の撤去作業を行うショベルカー=25日午前10時半すぎ、国頭村奥(粟国雄一郎撮影)

天願川が氾濫し、床上浸水した住宅の離れ。床は赤土で染まり家具が散乱していた=25日午後2時半、うるま市栄野比(伊禮健撮影) 台風8号の大雨に伴う土砂崩れで県道70号をふさいだ土砂の撤去作業を行うショベルカー=25日午前10時半すぎ、国頭村奥(粟国雄一郎撮影)

 国頭村奥の県道70号では、道路の斜面から高さ約5メートル、幅約10メートルの土砂が崩れた。片側1車線を覆い一時全面通行止めとなった。

 名護市呉我にある呉我橋付近の国道505号では幅約10メートルの土砂崩れがあり、24日夜から片側交互通行になっている。県北部土木事務所によると26日朝に土砂の撤去作業をする予定。

 恩納村も24日に土砂崩れが2件発生。いずれも25日に村が土砂を撤去した。

 うるま市栄野比の道路工事現場では幅約30メートル、高さ約2メートルに渡ってのり面が崩れ、現場近くの3世帯が一時市役所などに避難。この影響で水道管が破損し、近隣世帯が一時断水した。

 同市与那城屋慶名では民家の塀が幅約10メートル、高さ約2メートルにわたり崩れた。天願川近くの民家では床上に水が浸水した。