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コザを忘れないで ちゃんと採取した「コザの空気感(缶)」 もうからないけど70個発売

2020年8月27日 07:00

 コザの空気、缶詰にしました―。沖縄市観光物産振興協会は21日から「コザの空気感(缶)」を発売している。新型コロナウイルスの影響で、外出や旅行がしづらいと感じている県内外のコザファンに向けて「コザの空気感を伝えたい」との思いで、実際にゲート通りの空気を採取。70個の缶詰にした。担当者らは「コザを忘れずにいてもらい、コロナが収束したら、ぜひまた足を運んでほしい」と話している。

沖縄市観光物産振興協会が発売している「コザの空気感(缶)」。オリジナルの缶バッジも同封されている

「コザの空気感(缶)」のデザインなどを担当した、市観光物産振興協会の花城康貴さん=25日、沖縄市上地

沖縄市観光物産振興協会が発売している「コザの空気感(缶)」。オリジナルの缶バッジも同封されている 「コザの空気感(缶)」のデザインなどを担当した、市観光物産振興協会の花城康貴さん=25日、沖縄市上地

 缶詰は外注せず、デザインや空気の充てん、ラベル貼りなど、全ての作業を協会の職員が実施。手作りオリジナル缶バッジも同封されている。

 缶詰のラベルにはAサインが描かれ、シリアルナンバーも記されている。英字で「中央パークアベニュー」「ルート330」など、コザにまつわるキーワードが並んでいるのも特徴だ。

 25日までに約30個が売れたといい、9割以上が県外からの注文という。今回の取り組みを考案した山田一誠事務局長は「コロナで暗い話題が多い中、少しでも明るい話題を提供できれば」と語る。

 価格は缶バッジ付きで1個税込み800円。デザインなどを担当した同協会物産担当の花城康貴さんは「缶詰製作のための器具の購入費や人件費を考慮すると、もうけはほとんどない」と苦笑い。それでも「この取り組みで、少しでも多くの人がコザの街に目を向けてほしい」と期待を込めた。

 問い合わせは同協会、電話098(989)5566。

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