サッカー明治安田生命J2第16節は2日、各地で11試合が行われた。18位のFC琉球は石川県の西部緑地公園陸上競技場で11位のツエーゲン金沢と対戦し、1―2で敗れた。琉球は前半、FW阿部拓馬の今季7点目のゴールで先制したが金沢に追い付かれ、後半ロスタイムに勝ち越された。琉球は今季初の3連敗。通算成績は3勝5分け8敗。
琉球は前半13分、右サイドバック田中恵太のパスをペナルティーエリア内で受けたMF風間宏矢が中央に浮き球のパス。MF河合秀人が飛び込み、こぼれ球を阿部が反転しながら右足で決めた。
しかし同42分、警戒していたカウンターから金沢の2トップに中央を割られて1―1と追い付かれた。同点で迎えた後半ロスタイムに左サイドからのセンタリングを頭で合わせられ、GKダニー・カルバハルが弾いたところを決められた。
後半は開始からボランチに市丸瑞希、さらにMF池田廉とFW上原慎也を相次いで投入。勝利を目指したが、引いて守る金沢のDFを前になかなかシュートが打てなかった。
金沢は後半18分から那覇市出身の高卒ルーキー高安孝幸(FC琉球U12―安岡中―興國高出)が出場。攻め上がってGKと1対1でシュートを放つ場面もあった。
台風の影響を受け、琉球は通常より1日早い試合2日前の31日に現地入りした。次節は9月6日午後7時から町田GIONスタジアムでFC町田ゼルビアと対戦する。