【東京】報道カメラマンの山城博明さん(71)の写真展「琉球の記憶 針突(ハジチ)」が1日、千代田区神田神保町の農文協・農業書センターで始まった。25日まで。入場無料。

ハジチが施された女性の写真約30点が展示されている会場=1日、東京都千代田区神田神保町の農文協・農業書センター

 沖縄では琉球王国の時代から、女性が手に入れ墨を彫る「ハジチ」の文化があった。厄払い、婚姻の証しなどの意味があったが、1899年に日本政府が入れ墨を禁止した。

 山城さんは1969年から90年代まで県内各地でハジチが施された女性を撮影。会場には「陶芸を売るオバー」とのタイトルで那覇市壺屋で撮影された女性をはじめ、伊江島や八重山などで撮影された女性の写真約30枚が展示されている。

 山城さんは「沖縄の島々で、ハジチを施した理由や模様も異なる。沖縄にあった習俗文化について多くの人に知ってほしい」と呼び掛けている。問い合わせは同センター、電話03(6261)4760。