強い台風10号(ハイシェン)は3日午前9時、次第に発達しながらフィリピンの東海域を時速20キロで西北西に進んでいる。中心気圧は970ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は35メートルで、最大瞬間風速50メートルに達している。

台風10号の進路図(気象庁HPから)

 台風は暴風域を伴い、中心から半径110キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いている。5日午前9時には中心気圧920ヘクトパスカルの猛烈な勢力に達し、南大東島の南東約250キロの海上に進む見込み。

 沖縄気象台は、大東島地方では4日から6日にかけて暴風や高波に、沖縄本島地方では5日から6日にかけて高波に、それぞれ警戒するよう呼び掛けている。

 一方、大型で強い台風第9号は、九州北部地方から離れつつあるが、気象庁は、九州北部地方では3日昼前にかけて高潮に警戒するよう呼び掛けている。また、3日は西日本や東日本の太平洋側で、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒・注意が必要。

 今後、台風9号は朝鮮半島を北上し、3日午後には中国東北区で温帯低気圧に変わる見込み。