沖縄市古謝区(知念信恒自治会長)伝統の神獅子の虫干しとお披露目が旧暦7月7日、七夕の8月25日、区の御神屋(ウカミヤー)で厳かに行われた。参加者と知念自治会長らが集落の繁栄と区民の健康を祈願した。

神獅子の虫干しとお披露目をする古謝集落の役員と獅子舞保存会役員ら=8月25日、沖縄市

 同区の獅子は約300年以上の歴史があるとされ、今回虫干しでお披露目された獅子は3代目。老朽化が進んだため、約5年をかけて頭と衣装が新調された。虫干しは毎年旧暦の7月7日に行う習わし。新調された獅子の区民へのお披露目は初めてとなる。

 同日は平日で、新型コロナウイルス感染予防の3密を避ける目的もあり、参加者は自治会役員と獅子舞保存会の役員数人に限られた。

 参加者は獅子を奉納箱から出し、神屋の庭(ウナー)に広げ外の空気に触れさせた。役員らが衣装の乱れを役員らがほぐし、顔部分は神酒を含んだ布で丁寧に拭いた。

 知念自治会長は「コロナ禍が一日も早く終息し、台風の被害もなく、集落に繁栄と健康をもたらしてください」と祈りをささげた。一人一人が香を焚き神酒と菓子を供えた。6日午後5時からは集落西側まで道ジュネーがあり、獅子舞が奉納される。(翁長良勝通信員)