名護市許田区内の民家で、茎の高さが約180センチのシマヒギリ(クマツヅラ科)が薄いピンク色の花を咲かせた。通称「福地原」の山裾に民家がある許田正高さん(79)が10年前、花鉢から庭に移したのが初めて開花したという。

「頭の上に花が咲いた」と不思議がる子どもたち=名護市許田

 茎の先端に長さ約20センチの円すい花序に集中して花を付けている。同区の少年野球チームの野原志煌さん(瀬喜田小6年)と長嶺南緒斗さん(同5年)は「僕たちの頭より高い所で花を咲かせるのは見たことがない」と興奮気味。

 許田さんは「2~3本を移したのに、こぼれ種から増えた。約30本に花が咲き、山が明るくなった」と満足そうに話した。(玉城学通信員)