花で元気を届けようと、沖縄県の南部農林高校生活デザイン科3年の生徒7人は8月26日、授業で栽培している百日草、トレニアのプランター20鉢を学校近くの老人ホーム「ハートフルケア」に寄付した。赤、ピンク、黄色、オレンジなど生徒らが育てた色とりどりの花が老人ホームの庭を飾った。

栽培した花を施設に寄付した南部農林高校の生徒たち=8月26日、豊見城市

 新型コロナウイルス感染防止のため、生徒らは施設の中に入らずに花を軒下に並べた。運び終わった後、施設の利用者10人と玄関を隔てて記念撮影をした。

 引率の大城光志教諭によると、花を生活に取り入れる課題研究の一環として実施。新型コロナ第2波の真っただ中、老人ホームのお年寄りが家族との面会や外出を制限され、苦しい思いをしていると知り、授業で栽培している花を寄付することにしたという。

 3年の岩元天夢さん(17)は「お花を届けて少しでも心が安らげて笑顔になれば」と代表あいさつをした。

 神谷空さん(17)は「100日間咲き続けるといわれる百日草は、強いイメージがある。お年寄りにもコロナを乗り越えてほしい」と語った。利用者の高良幸子さん(100)は「きれいな花、生き生きしているね。ありがとうね」と笑顔で感謝した。大城教諭によると同日、地域のもう1カ所の老人ホームにも同じ花20鉢を寄付した。