沖縄県の本部町産シークヮーサーの果汁初搾り式(主催・もとぶ産シークヮーサー生産消費拡大推進協議会)が5日、町豊原の農業生産法人もとぶウェルネスフーズ(長濱徳勝社長)であった。生産者や加工業者、町職員ら約30人が初搾りを祝い、生産拡大を誓った。

加工用シークヮーサーを選果する工場職員=5日、本部町豊原・農業生産法人もとぶウェルネスフーズ

 長濱功工場長が工場のラインを始動させると、選果された加工用シークヮーサーが次々に搾汁された。

 町によると、町全体の例年の生産量は500トン前後だが、今期は600トンの豊作になる見込み。2018年9月の台風24号などの影響で不作だった前期の19年(140トン)に比べ、大幅に増える。

 同法人も今期から搾汁機を1台増やし、2ラインで搾汁できる態勢を整えた。処理量は従来の1日最大7~8トンから10トン以上に増え、今期は700トン以上の加工を目標に設定した。搾汁後の皮も2次加工品の原料として販売する。

 長濱社長は「将来的に千トン以上の搾汁まで持っていけるように、より付加価値が高い商品作りを目指す。町のシークヮーサー産業発展の一翼を担いたい」と話した。