大型で非常に強い台風10号は6日午後5時現在、屋久島の西南西を北に進んでいる。大東島地方からは離れ、暴風警報も解除された。沖縄電力によると、県内で計1270戸が停電(6日午後5時時点)。南大東村では住宅や倉庫のトタン屋根計4件が破損、北大東村は木造倉庫が全壊するなど計4件の被害が出た。けが人の情報はない。空の便は6日に少なくとも175便が欠航し、1万3591人に影響が出た。

横殴りの雨と強風に煽られる街路樹=5日午後2時3分、南大東村役場近く

 大型で非常に強い台風10号の影響で、南大東島では6日午前3時32分に最大瞬間風速50・7メートル、うるま市宮城島で同午前5時41分に同34・1メートル、南城市で同午前6時22分に同29・4メートルを観測。同午後12時半までの24時間には南大東島で171ミリの降水量を観測した。

 北大東村では6日午前8時ごろ、北大東空港の待合室のシャッターが壊れていると通報があったほか村南の木造倉庫と村中野の木造倉庫計2件が全壊。北大東小中学校内の休憩所の全壊なども確認された。

 南大東村では、5日午後9時45分ごろ、村在所の民家のトタン屋根が破損しているとの通報があったほか、村南でも倉庫のトタン屋根が破損していると通報があった。村役場によると、住宅と倉庫のトタン屋根計4件の破損が確認されている。いずれもけが人はいない。

 沖縄電力によると、6日午後5時時点で南北大東村800戸、国頭村190戸、本部町120戸などで停電している。

 空の便は6日午後6時時点で、7日も県内発着便で少なくとも37便が欠航し、約1900人に影響がでる見込み。沖縄旅客船協会によると、6日の欠航は78便、7日は少なくとも6便が欠航する予定。