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沖縄の感染者、39日ぶり全国最多を脱す 高齢2人死亡

2020年9月9日 04:57

 沖縄県は8日、新型コロナウイルスに感染し、入院していた80代と70代の男性2人が死亡したと発表した。80代男性はクラスター(感染者集団)が発生した病院に入院していたため、院内感染の可能性があるという。新規感染者は10歳未満から70代までの9人。直近1週間の10万人当たりの新規感染者数は6・93人で、39日ぶりに全国最多を脱した。

空から見た沖縄

県の新型コロナ感染に関する判断指標と現状

空から見た沖縄 県の新型コロナ感染に関する判断指標と現状

 死亡した男性はいずれも那覇市在住。80代男性は別の疾患で入院していたが、8月17日の抗原検査で陽性が確認され、9月6日に死亡。70代男性は8月15日に感染が確認され、9月7日に死亡した。死亡者の数は累計38人となった。

 警戒レベル判断指標は、第4段階にあった病床占有率が今回で69・7%で第3段階(感染流行期)に下がり、7月30日以来、40日ぶりに七つの指標すべてが第3段階以下となった。

 糸数公保健衛生統括監は「重症者数も減少傾向にあり、病床占有率の状況を見ても改善傾向にある」との認識を示しながら、高齢者や要介護者らが相対的に多くなっていることを懸念。「完全にゼロにするには時間がかかる。クラスターも発生しているので、このまま順調に下がるとはなかなか言えない」と述べた。

 直近1週間(9月1~7日)の新規感染者数は台風の影響で行政検査が行えなかったため減少し、人口10万人当たりでは6・93人で全国3番目。

 最多は東京の7・38人、2番目は石川県で7・22人だった。

 米軍関係の新規感染は確認されなかった。

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