[胃心地いいね](592) 宿&喫茶 アガリメージョー

県産野菜と手作りスーチカー入りのナポリタン(700円)と伊計産小麦100%の麦茶(ポット入り800円、シェアOK)

代表の眞榮里良人さんは三線も得意。三線やエイサーの体験メニューも考案中。裏座には宿泊スペースもある

宿&喫茶 アガリメージョー

県産野菜と手作りスーチカー入りのナポリタン(700円)と伊計産小麦100%の麦茶(ポット入り800円、シェアOK) 代表の眞榮里良人さんは三線も得意。三線やエイサーの体験メニューも考案中。裏座には宿泊スペースもある 宿&喫茶 アガリメージョー

 田舎の親戚の家に来たようなリラックス感に包まれる。畳敷きに泡盛がめや三線が飾られた床の間、仏壇もある。沖縄民謡のBGMも心地よい。うるま市勝連平敷屋の住宅街にある「宿&喫茶 アガリメージョー」は、「地域の文化や交流が楽しめ、泊まれる喫茶店」をコンセプトに地元出身の眞榮里良人さん(39)が代々続く元家(ムートゥヤー)を改装し、昨年11月にオープンさせた。

 店名の「アガリメージョー」は眞榮里家の屋号だ。県外での沖縄物産店勤務や唄三線でのCDデビュー、放送作家の育成スクール通い、地元のまちづくり会社の商品開発担当など多彩な経験を積んできた眞榮里さんが「故郷を盛り上げたい」と地元産にこだわったメニューでもてなす。料理は、東京にいた頃に沖縄料理店や日本そば店で腕を磨いた。

 ナポリタン(700円)は、県産のピーマンやタマネギ、トマトがたっぷり。県産豚を浜比嘉島の塩で漬けた、うま味たっぷりの手作りスーチカーがポイントだ。タコライス(750円)には県産鶏のひき肉を使用。県内のキムチ店「やまや」のソースでうま辛く味付けし、ヘルシーに仕上げた。

 50年ぶりに栽培が復活した伊計島産の貴重な小麦を使用した「本気の麦茶」(800円)は目玉メニューの一つ。客が焙煎し、ミルでひいて飲んでもらうサービス。ストローの代わりに麦わらで飲むのも趣があっていい。「味や素材だけでなく、地域のつながりの豊かさを楽しんでもらいたい」と眞榮里さん。麦茶の売り上げの半分は伊計自治会に寄付している。

 多良間産の黒糖を使ったぜんざい(350円)もおすすめ。三線やエイサーなど体験メニューも考案中だ。(中部報道部・石川亮太)

 【お店データ】うるま市勝連平敷屋3661 営業時間は午前11時~午後4時ごろ。全商品テークアウト可能。土曜と第1、3日曜は休み。18席。駐車場あり。宿泊予約も受け付け中。電話050(5317)4813。