沖縄県本部町にある海洋博公園管理センターは8日、園内の熱帯ドリームセンターで、「果物の王様」といわれるドリアンが3年連続で結実した=写真=と発表した。同センターによると、ドリアンの木に実がなる姿を見られるのは現在、国内では同センターだけ。1年を通して高温多湿の環境で育つドリアンの栽培は国内で難しく、3年連続での結実は国内で例がないという。

実がなったドリアン=本部町・海洋博公園熱帯ドリームセンター(提供)

 今回結実した株は、2004年に導入した苗木を16年かけて栽培してきたもの。同センターでは昨年から、3品種のドリアンを同時開花させることに成功し、異なる品種のドリアンの花粉を使って受粉する「他家受粉」を行うことで安定して結実させた。

 8日時点で1本の木に5個の実が付いており、最大のものは直径23センチ。9月ごろまで肥大を続けるという。栽培に関わった田代亜紀羅主任は「3年連続で結実してうれしく思う。熟した後の独特の臭いも楽しんでほしい」と来場を呼び掛けた。