「父は戦前に亡くなり、母は農業で生活を支えた。とても強い女性で、弱音は言わなかった。沖縄戦で母親が守ってくれたから今の自分がある」。沖縄戦で米軍の捕虜となった比嘉盛勝さん(81)は、亡き母、カマドさんが保管していた「捕虜カード」を手に、戦後75年の節目を振り返った。