気象庁は20日、11月1日に打ち上げが予定されている気象衛星ひまわり9号の機体を、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の種子島宇宙センター(鹿児島県)で報道陣に公開した。ひまわり9号は現在運用されている8号と同型機で、8号にトラブルが発生した際のバックアップ衛星になる。

公開された気象衛星ひまわり9号=20日午後、種子島宇宙センター

 気象庁によると、2機態勢になることで、長期間安定した観測が可能となる。同庁の大友猛・衛星整備計画官は「より精度の高い気象情報を提供し、災害の低減に寄与したい」としている。

 ひまわり9号は、太陽光パネルやアンテナなどを展開した全長が約8メートル、重さは約1・3トン。2022年からは8号と交代して9号で観測が行われる。

 9号は打ち上げ後、約1週間で赤道上の静止軌道に投入される。その後機能の確認試験を経て、バックアップ衛星として運用開始となる。(共同通信)