「喬太(きょうた)を死に至らしめたのは私です。私が、ちゃんと結子(ゆうこ)のメモを最後まで読んでいれば、こんなことにはならなかった。喬太を失った後、メモをもう一度見返して、最後のページを見て私は凍り付きました。怖くてどうしようもなくなって、メモを燃やしたんです」 重苦しい沈黙が落ちた。