ボクサーには37歳という“現役定年”がある。米澤重隆の残り時間は9カ月。日本チャンピオンになれば特例扱いとなるが、二流のB級ボクサーには遠い夢だ。延長への乏しい可能性を探る日々を、テレビドキュメンタリーを手がけるフリーの映像作家が追っていく。後日、ノンフィクションとしてまとめられたのが本書である。