沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB、下地芳郎会長)は18日、那覇空港で、来県した観光客に感謝と歓迎を伝えながら感染防止を呼び掛ける「新しい旅のエチケット啓発キャンペーン」を実施した。感染防止対策への協力や、接触確認アプリ「COCOA」のインストールを呼び掛けるチラシを同封したマスク2100枚を配った。
ミス沖縄や那覇観光キャンペーンレディらが「めんそ~れ」と書かれた横断幕と共に観光客を歓迎。日本トランスオーシャン航空、沖縄美ら島財団の職員やJTB沖縄の杉本健次社長らが参加した。
マスクは、多言語商品紹介アプリを手掛けるITベンチャーPayke(ペイク)が寄贈した。22日まで、石垣空港、美ら海水族館など県内各観光施設でも実施する。
神奈川県から訪れた観光客は「ありがたい。マスクも使いながら、感染予防をして沖縄を楽しみたい」と話した。
(写図説明)県外から到着した家族連れの観光客に感染防止対策を呼び掛けるチラシ入りマスクを手渡す、JTB沖縄の杉本健次社長(右)=18日、那覇空港