【ワシントン共同】スイス製薬大手ロシュは18日、関節リウマチなどの治療薬「アクテムラ」の投与で、新型コロナウイルスに感染した肺炎患者の人工呼吸器装着や死亡に至る危険性が44%低下したとする臨床試験の結果を発表した。この薬は岸本忠三・大阪大特任教授らが開発に関わった。

 ロシュは結果を近く専門誌に投稿し、米食品医薬品局(FDA)など各国の当局に報告する。

 臨床試験は米国とアフリカ、中南米の計6カ国で約400人を対象に実施。アクテムラを投与したグループで28日目までに人工呼吸器の装着や死亡に至ったのは約12%、偽薬のグループでは約19%だった。(共同通信)