沖縄美ら海水族館でイルカの餌やり体験にこのほど、飼育下で生まれた雄のオキゴンドウ「サン」がデビューし、父の「ティダ」と共に登場している。同館によると、オキゴンドウは飼育下での繁殖が難しく国内での繁殖例がほとんどないため、父子に対して餌をあげることができるのは同館のみだという。

オキゴンドウの父・ティダ(中央)と子・サン(右)=19日、本部町・沖縄美ら海水族館

 「サン」は今年3月ごろに離乳し、6月で3歳を迎えた。同種国内最大の大きさの「ティダ」(体長約5メートル、体重約900キロ)と一緒に7月から餌やり体験に参加し、元気な姿を見せている。

 19日に餌やり体験をした安里充希ちゃん(3)=豊見城市=は「イルカがたくさん餌を食べていてかわいかった。楽しかった」とうれしそうだった。

 沖縄美ら島財団水族館事業部海獣課イルカ係の池島隼哉技師は「父子そろって餌をあげることができるのはめったにないチャンス。ぜひ家族連れなどで楽しんでほしい」と呼び掛けた。