【ニューヨーク共同】中国の習近平国家主席は22日、国連総会一般討論でのビデオ演説で、2060年までに温室効果ガス排出を実質ゼロにする脱炭素社会の実現を目指すと表明した。国際環境保護団体「グリーンピース・インターナショナル」のモーガン事務局長はツイッターで「重要な兆候だ」と歓迎し「具体的な計画に移すことが大切だ」と指摘した。

 22日の国連総会一般討論で放映されたビデオで演説する中国の習近平国家主席(新華社=共同)

 トランプ米大統領はこれに先立つ演説で「中国の排出量は米国の2倍近く、しかも急増している」と主張した上で「パリ協定から離脱後の昨年、米国はどの協定参加国よりも排出を削減した」と誇示していた。中国は米国と並ぶ温室効果ガスの2大排出国。(共同通信)