ヘリ基地反対協議会のダイビングチーム・レインボーは23日までに、沖縄県名護市の辺野古崎近くの岩礁エリアで観測を続けているシコロサンゴの潜水調査をした。状態はおおむね良好だが、新基地建設に伴い海水の透明度が次第に落ちていると分析。護岸造成時の投石や海流の遮断が原因とみている。

シコロサンゴの上部に生息する殻の長さ20センチ余のヒレシャコガイ(ダイビングチーム・レインボー提供)

ダイビングチーム・レインボーが潜水調査したシコロサンゴ。調査のたびに海水の透明度が下がっているという=12日、辺野古崎沖(同チーム提供)

シコロサンゴの上部に生息する殻の長さ20センチ余のヒレシャコガイ(ダイビングチーム・レインボー提供) ダイビングチーム・レインボーが潜水調査したシコロサンゴ。調査のたびに海水の透明度が下がっているという=12日、辺野古崎沖(同チーム提供)

 チーム・レインボーの吉岡千絵共同代表は「このまま工事が進めば周辺に生息する生物と共に生き埋めにされてしまう。沖縄防衛局の工事設計変更の承認申請に対する意見の参考にしてほしい」と話している。

 潜水調査が行われたのは9月12日。長さ約3メートル、幅約1メートル、高さ約50センチで、上部にはヒレシャコガイが生息し、シコロサンゴをすみかとするスズメダイなどが群生していた。ジュゴンのえさ場にもなり得る海草も近くにあるという。