沖縄県の恩納小学校(長尾順子校長)で17日、本年度初の授業参観が行われた。例年は5月に実施しているが、今年は新型コロナウイルスの影響で延期になっていた。
同日は感染防止対策として、保護者が学校に健康チェックシートを前もって提出し、検温を受けてから校舎に入るなど感染防止対策を徹底。「3密」を避けるため、学級単位で時間を分け、教室には入らずに廊下から子どもたちを見守った。
1年生の伊波愛華さん(7)は初の授業参観を終え、「恥ずかしかった」とはにかんだ。父の興太さん(35)は「教室もきれいで、充実した学校生活を送れそう。娘の様子も見ることができて安心した」と話した。
当山歩さん(35)は、授業を受ける息子の快くん(6)を見て、「家にいる時とは違い、学校ではこんなにおとなしいとは思わなかった。でも一生懸命頑張っていてよかった」と笑顔だった。