沖縄バス(中山良邦社長)が那覇市旭町の整備工場と駐車場の用地を、マンション建設などを手掛ける長谷工コーポレーション(東京、池上一夫社長)に売却したことが24日までに分かった。

沖縄バスが長谷工に売却した旭町整備工場の土地=那覇市旭町

 土地の面積は8779平方メートルで、今年4月6日に売買があった。両社とも売却額は明らかにしていない。長谷工は今後の開発計画について「未定」と説明している。近隣にはホテルやオフィスなどが入居する複合施設があり、立地を生かした開発が進むとみられる。

 沖縄バスによると現在の用地はバスの大型化などで手狭になっていたほか、工場の老朽化も進んでいた。このため、土地を売却すると同時に、豊見城市内へ移転用地を確保した。

 旭町の駐車場は現在も沖縄バスが使用している。移転の時期について同社の担当者は「移転先の準備があるため、数年はかかるだろう」との見通しを語った。

 売買は数年前から交渉してきたとして「土地の売却は、新型コロナウイルス感染拡大の影響とは無関係」と強調。路線バスや観光バスの事業に支障はないと説明している。