「物理学とは、現代の神話を創る試みである」。自分で思いついたのか、誰かがそう言っていたのか分からないが、この本を読んでいるとそんな言葉が頭に浮かんできた。 本書は表題どおり、時間は逆戻りするのかという疑問を理論物理学の立場から考えていくものだ。