【神奈川】写真家の石川文洋さん(82)=那覇市出身=が、日本列島を踏破しながら撮った写真の企画展が3日、横浜市の日本新聞博物館(ニュースパーク)で始まった。12月20日まで。

辺野古の新基地建設現場を撮影した写真などが展示された石川文洋さんの企画展=3日、神奈川県横浜市・ニュースパーク

 2018年7月から約11カ月かけて、北海道の宗谷岬から沖縄まで約3500キロを踏破。旅の途中で約3万5千枚の写真を撮影した。会場では厳選した東日本大震災の被災地や名護市辺野古など約120枚を展示。旅で使用したカメラや靴、ルートを記した日本地図なども紹介されている。

 初日に催された講演会では石川さんが「シャッターは、心に触れた時に押す。北海道の大自然、農業や漁業に携わる人々など、1日平均100~150枚は撮った」などと説明。

 辺野古の新基地建設の現場で撮影した写真を示しながら「本部の山が削られ、土砂がトラックで辺野古に運ばれる」「これは新しい公害でもある。沖縄の海は私の財産でもあるし、日本人みんなの財産でもある」と来場者に呼び掛けた。

 入館料は一般400円、大学生300円、高校生200円、中学生以下無料。問い合わせは同館、電話045(661)2040。