全国の小中学生を対象にした「キッズAIプログラミングコンテスト」(主催・グーグル)が3日、オンラインで開かれた。ヤンバルクイナの事故を減らすため、鳴き声を音声認識させた作品「ヤンバルクイナ危機一髪」を作成した沖縄アミークスインターナショナル小学校5年生の小川りりかさん(11)=恩納村=がファイナリストに選ばれ、優秀賞を受賞した。

優秀賞を受賞した小川りりかさん

 同作品は、AI(人工知能)を使ってヤンバルクイナの鳴き声を感知。発光ダイオード(LED)の光や音声で運転手に事故の危険を知らせる。

 小川さんは幼稚園の時からプログラミングを勉強しており、グーグルが提供するAIの機械学習ツールを使って夏休みの約1カ月間で作品を作成。祖母とヤンバルクイナを見に行った経験があり、事故による犠牲がなくならないことから「いなくなってしまうのは嫌だ」と思ったという。

 新型コロナウイルスの影響で外出できなかったため、動画投稿サイト「ユーチューブ」でヤンバルクイナの鳴き声を分析し、他の鳥の声には反応しないように作るなど工夫を凝らした。小川さんは「ファイナリストに選ばれてうれしい。これからAIを使って皆を助けたい」と話した。

 同コンテストは創造的なものづくりをする小中学生が対象。AIなどを使い身の回りの課題を解決する。