第62回県高校定時制通信制生徒生活体験発表大会が3日、那覇市の泊高校で開かれた。例年は生徒が壇上で体験を発表するが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため作文の審査となり、「教育が人をつくり人が未来をつくる」と題して発表した中部農林の志多伯久美子さん(53)が最優秀賞に選ばれた。最優秀賞は全国大会での作文審査を受ける。(入賞作品は後日、教育面で紹介)

(資料写真)黒板

 志多伯さんは中学2年生の頃に家が全焼。その後、両親が蒸発してしまい、祖母に育てられ、シングルマザーとして子どもを育てる中で新たに家庭を持った。幸せを感じたことで地域に貢献する活動に取り組み、介護福祉士など国家資格を取るため中部農林の定時制を目指し、初孫と同じ年に高校生活をスタートし「学べば学ぶほど道は開かれる」と語っている。

 ほかの入賞者は次の通り。(敬称略)

 【優秀賞】金城千尋(宜野湾)、中根大斗(コザ)【優良賞】當銘優介(八重山商工)、吉平朱里(泊通信)【奨励賞】城間陸(北部農林)、砂川秀(那覇工業)、比嘉輝莉斗(那覇商業)、肝付惇瑚都(泊午前)、正木真心(泊夜間)