胃心地いいね

香り豊かなスープカレー 探り出した味はジョールベーコンが秘けつ

2020年10月16日 09:25

[胃心地いいね](597) スープカレー&カフェ KAJI KAJI  南城市大里稲嶺

だしのうまみと辛さが調和する「和風つみれカレー」(1100円)

スープカレーの味を決定づけるタマネギを炒める大ぶりな鉄鍋を持つ店主の梶本博美さん=南城市大里稲嶺の「スープカレー&カフェ KAJI KAJI」

KAJI KAJI

だしのうまみと辛さが調和する「和風つみれカレー」(1100円) スープカレーの味を決定づけるタマネギを炒める大ぶりな鉄鍋を持つ店主の梶本博美さん=南城市大里稲嶺の「スープカレー&カフェ KAJI KAJI」 KAJI KAJI

 木目を基調とした店内は、窓から差し込む光で柔らかな雰囲気。こだわり具材のうまみが染み込む、香り豊かなスープカレーを味わう空間にはぴったりだ。店主・梶本博美さん(48)のいち押しは「和風つみれカレー」(1100円)。一口一口をゴクリと多めに飲みたくなるほど、スパイスとだしが調和している。

 梶本さんはスープカレーの本場・北海道の出身。幼なじみが営む人気店で修行し、南城市出身の妻むつみさん(43)の地元に移住し開業した。「鶏つみれ入りは、北海道とうちしかないと思う。日本の両端でしか食べられない」と笑う。

 梶本さんが探り出した味だという「ジョールベーコンカレー」(千円)もおすすめ。「ジョールベーコンは、いわゆる豚トロの部位。沖縄でしか出回っていないベーコン。脂の甘みがスパイスと好相性」。定番のチキンカレー(千円)、週替わりカレー(950円)も同じスープを使いながらメーン具材の違いが異なる風味を生み出す。

 どれも野菜たっぷり。ピーマン、ナスなどより新鮮な材料を求めて日々、中南部を巡って仕入れる。辛さは調節可で「辛みなし」~「辛口」は無料。「超辛」(50円)~「宇宙」(100円)は有料。お子様カレー(800円)もある。

 名店から継いだ味が口コミで広まって2019年12月の開業から3月まで客入りは右肩上がりだったが、新型コロナウイルスの影響は大きかった。「先が見通せず心が折れそうだった。休業中も常連さんが差し入れしてくれ、営業再開したら同業者まで宣伝してくれた。本当に感謝」。1年足らずで、すっかり地域に受け入れられている。(南部報道部・松田興平)=金曜日掲載

 【お店データ】南城市大里稲嶺2023の1、営業時間は午前11時から午後4時。定休は毎週火曜と第1・3・5水曜。電話098(943)8785。駐車場あり、持ち帰り可。

  連載「胃心地いいね」の記事をまとめたグルメサイトの試験版がこのほど、開設された。サイト名は「Dikitoon.com(ディキトーン・ドット・コム )」。2003年の企画開始からの過去記事のうち約250件を掲載。地図検索もでき、現在地から近い飲食店も探せる。利用者の反応を見ながら、改善を続け、完成を目指す。アドレスは https://www.dikitoon.com/

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