【糸満】那覇海上保安部(宮本順之部長)は8日、糸満漁港沖で海上標識の設置作業中に作業船が転覆し、海に投げ出された6人を救助したとして、糸満漁協所属の漁師と美々ビーチいとまんのマリンスタッフ計6人に感謝状を贈った。

感謝状を受け取った糸満漁協組合員と美々ビーチいとまんのマリンスタッフら=8日、糸満漁協事務所

 転覆事故は10月1日午前9時半ごろ発生。那覇海保の要請を受け現場急行したのは、糸満漁協所属の「さつき丸」船長の大城勲さん、和也さん、「大将丸」船長の大城等さん、美々ビーチ管理事務所の水上バイクで駆けつけた東恩納一幸さん、屋良朝仁さん、玉城和将さん。

 さつき丸船長の勲さん(70)は転覆船に自身の船体を寄せて6人全員を乗り移らせた。「海上はうねりもあったからちょうど船のメンテナンスをしているところだった。無事で何より」と顔をほころばせた。

 美々ビーチマリンスタッフの東恩納さん(49)は救助が専門の仕事柄、以前にも水上バイクを飛ばして大度海岸でダイバーを救助したことがある。「転覆船の上に人影が見えた時はほっとした」と振り返った。