沖縄県は19日、大宜味村のバナメイエビ養殖場において、急性肝膵臓壊死症(AHPND)の発生が確認されたと発表した。現在、大宜味村の1カ所の養殖場に9万8千尾が死んだと確認されている。当該疾病の発生は国内で初めての確認となる。

AHPNDによって死んだバナメイエビ(沖縄県提供)

 バナメイエビは養殖が盛んなクルマエビと近縁種で、クルマエビにも感染する可能性がある。県は「クルマエビ養殖業被害が及ばないよう、大宜味村と協力しながら迅速かつ的確な防疫措置に取り組んでいく」とコメントした。

 AHPNDは甲殻類の疾病でありヒトへの感染事例は報告されておらず、原因となる菌株は、ヒトに対して病原性を示さないことが確認されている。
 当該養殖場のエビは移動制限をしており、感染したエビが市場に出回ることはないとして、県は冷静な対応を呼び掛けている。