ヤンバルテナガコガネ等密猟防止協議会は13日、国内希少野生動植物種に指定されているヤンバルテナガコガネなどの密猟防止を目的に、世界自然遺産の推薦地を含む国頭、大宜味、東の北部3村をパトロールした。

樹木などに違法なわなが仕掛けられていないかを確認する関係者=13日、本島北部

 午後6時すぎ、環境省や林野庁、県や警察、自治体などの関係者約30人が複数台の車に分かれて出発し、約4時間巡回。パトロール中に密猟目的の違法なわななどは確認されなかった。

 これまでに南西諸島での国内希少野生動植物種の違法採取や、海外のインターネットサイトでの販売事例などが確認されており、関係機関が対策に力を入れている。昨年は環境省や県が、やんばる地域で計約400回のパトロールを実施した。

 やんばる野生生物保護センターの横山愛那自然保護官は「やんばる地域で関係機関と共に生息地の保護に努めるほか、密輸の観点からは空港や物流でも監視を強化していきたい」と話した。