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厚労省のクラスター班、感染拡大の宮古島と八重山入り 対策サポートへ

2020年10月21日 06:38

 沖縄県は20日、県内で新たに10~80代の男女21人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。このうち感染が拡大し医療提供体制の逼迫(ひっぱく)が懸念される八重山は5人、宮古は2人。県によると、両地域には厚生労働省のクラスター対策班が入り、感染防止対策などのサポートに入る。

宮古・八重山の感染者数の発生状況(10月)

県内感染者の居住別状況(10月20日)

宮古・八重山の感染者数の発生状況(10月) 県内感染者の居住別状況(10月20日)

 八重山5人は全員、クラスター(感染者集団)が発生した石垣市の「かりゆし病院」と接点があり、感染経緯を詳しく調べる。宮古2人のうち1人は、宮古保健所の検査で陽性を確認したものの居住地は調査中。

 21人中、確定患者との接触が分かったのは9人で家族感染5人、飲食・会食1人、職場1人など。県の警戒レベルは、7指標の一つ「病床占有率」が69・2%となり、最も高い第4段階(70%超)に迫っている。

 県はインフルエンザとの同時流行に備えて、地域のクリニックなどを対象に新型コロナとインフルの検査・診療の両方に対応できる「診療・検査医療機関」を募る。救急医療への患者集中を防ぎ、安心して検査・診療を受けられる体制をつくるのが目的。

 本島北部など、本島内の軽症者向け療養施設確保の準備も進める。

 直近1週間(13~19日)の人口10万人当たりの新規感染者数は13・86人で、18日連続で全国最多。2番目以下は東京都8・98人、青森県6・68人と続く。県内の累計感染者は2975人となった。在沖米軍関係の新たな感染者は確認されていない。

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