大阪市で2017年、当時2歳の娘に虐待を加え死なせたとして傷害致死などの罪で父親今西貴大被告(31)が起訴された事件で、10月中旬から開始予定だった大阪地裁の裁判員裁判が、担当検事の新型コロナウイルス感染で期日が取り消され、再開のめどが立たない状況となっている。

 大阪地方裁判所

 関係者によると、地裁ではコロナの影響で延期された他の裁判も秋―冬に立て込んでおり、今西被告の裁判再開は来年3月以降にずれ込む可能性もある。識者は「コロナ禍の状況を踏まえ、ビデオリンクやITを活用した速やかな公判実施を検討するべきだ」と話す。(共同通信)