沖縄地方は22日、前線や低気圧の影響で大気が不安定になり本島中南部を中心に激しい雨が降った。10月に入ってまとまった雨が降るのは初めて。南城市糸数で午後3時59分までの1時間に54・5ミリの非常に激しい雨、那覇市安次嶺で同3時28分までの1時間に46ミリの降水量を観測。県内各地で道路が冠水し、南風原町では7人が避難した。

大雨で冠水した農道の状況を確認する豊見城市の職員=22日午後5時ごろ、豊見城市座安

降りしきる雨の中、傘を差して歩く人たち=22日午後5時26分、那覇市久茂地(国吉聡志撮影)

大雨で冠水した農道の状況を確認する豊見城市の職員=22日午後5時ごろ、豊見城市座安 降りしきる雨の中、傘を差して歩く人たち=22日午後5時26分、那覇市久茂地(国吉聡志撮影)

 23日は二十四節気の一つ「霜降(そうこう)」。秋が深まり、地域によっては霜の降りるころとされる。

 沖縄気象台によると、大陸の高気圧の張り出しに伴う寒気の影響で、本島地方と先島諸島は曇りや雨の予想。午前中は荒れた天気となる。大東島地方は、前線の影響で曇りや雨で、所により雷を伴う見込み。

 豊見城市座安の農道が約150メートルにわたって冠水し、水深は深い所で20~30センチになった。午後3時40分ごろ、普通乗用車1台が立ち往生し、豊見城署の警察官が手押しで救助した。

 南風原町では自宅近くの畑のフェンスが傾いて危ないとして、1世帯7人が町総合保健福祉防災センター「ちむぐくる館」に開設された避難所に避難した。