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小学生が考えた 触らず感染リスクを減らすロボットとは

2020年10月24日 14:08

 沖縄アミークスインターナショナル小学校のロボットクラブが製作した消毒液噴射ロボットが、校内で好評だ。手をかざすだけで超音波センサーが反応し、液を噴射する仕組み。既に新型コロナウイルス対策で設置されていたプッシュ式の消毒液ボトルを見た同クラブの児童が「接触機会を減らして感染リスクを低減できないか」と考えたのが製作のきっかけ。「感染者を1人でも少なくしたい」と目標を語る。

消毒ロボットを製作した(後列左から)佐和田奈月さん、金城佳蓮さん、高橋かのんさん、(前列左から)渡邉大士さん、佐和田優里さん、中澤匠心さん=14日、うるま市・沖縄アミークスインターナショナル小学校

消毒ロボットを利用する佐和田優里さん=14日、うるま市・沖縄アミークスインターナショナル小学校

消毒ロボットを製作した(後列左から)佐和田奈月さん、金城佳蓮さん、高橋かのんさん、(前列左から)渡邉大士さん、佐和田優里さん、中澤匠心さん=14日、うるま市・沖縄アミークスインターナショナル小学校 消毒ロボットを利用する佐和田優里さん=14日、うるま市・沖縄アミークスインターナショナル小学校

 ロボットを製作したのは5年の中澤匠心さん(11)、4年の佐和田優里さん(10)、高橋かのんさん(10)、渡邉大士さん(10)、3年の金城佳蓮さん(9)、2年の佐和田奈月さん(8)。ブロック玩具を利用してコンピュータープログラミングを学ぶことができる教材を利用して製作した。

 消毒液ボトルは誰もが同じ部分を触るため、感染リスクがあるのではないかと考えた優里さんと高橋さんが8月、ヨルダンの難民キャンプでロボットが使われていることをインターネットで知り、3日間かけて組み立てやプログラムに取り組んだ。

 ロボットに手を近づけると超音波センサーが感知し、消毒液を噴射する仕組み。充電式で持ち運びもできるようにした。

 9月に1台目を4年のクラス内に設置したところ、クラスメートが自ら楽しんで手を消毒するようになった。ロボットクラブのメンバーに声を掛け、2台目と3台目のロボットを製作。10月からは校内の図書スペースで利用できるようにした。

 児童らは「噴射量の調節が難しかった。もっとたくさんロボットを作って学校を守りたい」と意気込む。同クラブのアシスタントを務める佐和田みゆきさんは「身近な問題を何とかしたいと、競技大会で培った経験や知識を生かしてくれたのがうれしい。今後もしっかりサポートしていきたい」と話した。

(写図説明)(左)消毒ロボットを製作した(後列左から)佐和田奈月さん、金城佳蓮さん、高橋かのんさん、(前列左から)渡邉大士さん、佐和田優里さん、中澤匠心さん=14日、うるま市・沖縄アミークスインターナショナル小学校

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