ラジオ番組「沖縄防衛情報局」を一方的に打ち切られたとして、出演していた「琉球新報・沖縄タイムスを正す県民・国民の会」の我那覇真子代表が、コミュニティーFM局「FM21」に100万円の慰謝料などを求めた訴訟の判決が23日、那覇地裁であった。山口和宏裁判長は番組の打ち切りに「不合理な判断は認められない」とし、原告側の請求を棄却した。

那覇地裁

 判決によると、番組は我那覇代表がFM21から放送時間枠を買い取って制作。FM21は番組内で誹謗(ひぼう)、中傷などが目立つとして、放送法と放送倫理に基づき放送するよう要請した。しかし、その後も内容に特段の変化がなかったことから、番組を打ち切った。

 山口裁判長は「当該判断には相応の理由があり、権利の乱用は認められない」と判示。原告側の「沖縄タイムスの圧力を受け番組が打ち切られた」との主張にも「的確な証拠はない」と退けた。