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SNSで話題の首里城の絵 描いた兵庫の小学生が沖縄訪れる 「これからも描き続けたい」

2020年10月25日 08:39

[首里城火災 あれから1年]

沖縄の人たちと交流した柳生千裕さん(右から2人目)=24日、那覇市牧志・ジュンク堂書店那覇店

 昨年10月に焼失した首里城再建への願いを込めて描いた絵が2021年版の「沖縄手帳」の挿絵に採用され話題を呼んだ作者の柳生(やぎゅう)千裕(ちひろ)さん(11)=兵庫県=が24日、自身の絵画展示会が開かれている那覇市のジュンク堂書店那覇店を訪れた。柳生さんは来場した沖縄の人たちとも交流。「これからも絵を描き続けたい」とはにかみながら目標を語った。

 会場では、柳生さんの絵をプリントしたチャリティーポストカードなどを沖縄美ら島財団や那覇市消防局に贈った。代表で受け取った財団の儀保ゆかり統括は「元気が出る絵を描いてくれてありがとう」と感謝。市消防局中央消防署の儀間武署長は「消火作業に当たった消防士たちは燃え尽きていく城を目の当たりにし、悔しくてたまらなかった。そんな喪失感を払拭(ふっしょく)できるような絵だ」と笑顔で話した。

 柳生さんは初めての来県。この日は首里城公園も見学した。父尚央(ひさお)さん(40)によると、柳生さんはなくなった城を目の当たりにし、とても悲しんだ様子だったという。「この絵は元気になってもらいたいと千裕が描いた絵。明るくなってもらえたらうれしい」と話した。

 絵の展示会場を訪れた當眞初音(ねね)さん(15)=与那原町=は「実際に見てみるとめっちゃきれい。もっといい絵が描けるように頑張りたい」と刺激を受けた様子だった。展示会は11月10日まで。

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