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宮古島市の視察 取材の記者たちも濃厚接触者 県議団クラスター

2020年10月26日 08:34

 県議会の沖縄・自民会派に所属する県議間で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生した件で、下地敏彦市長も濃厚接触者として認定されたことが25日、分かった。県宮古保健所が同日午後、下地市長に通知した。下地市長は出張先の東京都内の病院で23日にPCR検査を受け、陰性の結果が出たとした上で「保健所からの連絡なので、もう一度検査を受けたい」と話した。

宮古島市役所

 下地市長は22日から25日まで東京に出張。24日には都内で開かれた会食に出席した。企業関係者ら5、6人が同席したといい「1時間半ほどで、酒は飲まなかった」と話した。

 25日には羽田空港と下地島空港で開かれたスカイマークの新規就航の記念セレモニーに参加し、宮古島に戻った後に保健所から連絡を受けた。下地市長は「病院から陰性証明書も出してもらった。感染リスクはなく、何も問題ないと判断した」と強調。26日以降、早めに宮古病院でPCR検査を受け、自宅待機するか検討するという。

 長濱政治副市長は座波一県議の感染が確認された22日は早退し、23日から自宅待機している。宮古病院で25日、PCR検査を受けた。県宮古保健所によると27日にも結果が出る見通しで、11月3日まで待機を継続する予定という。

 また県議団が20日、先島視察で下地市長と意見交換した際に同席していた市職員4人と、取材した沖縄タイムス、琉球新報、地元マスコミ各社の記者も24日までに濃厚接触者と認定された。宮古病院で25日、山里雅彦議長、市議と各記者もPCR検査を受けた。県議団は県宮古事務所で県職員14人とも意見交換しており、県職員も濃厚接触に該当するか調査中という。

 県の糸数公保健衛生統括監は25日、下地市長が濃厚接触者と認定される前の会見で、濃厚接触者について「今後症状が出ることも想定され、人と接触しないよう保健所が要請している。会食などで人と接するのは控えてほしい」と述べた。

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