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「じわりじわりと感染拡大」沖縄県、初のコロナ警報 まん延期移行を懸念

2020年10月27日 05:43

 玉城デニー知事は26日、県庁で記者会見し、県独自の「沖縄コロナ警報」を初めて発令すると発表した。飲食は5人未満で2時間以内にすることや、職場や家庭内での健康管理などを強く求めた。県独自の警戒レベルは第3段階(流行期)を維持し、最高の第4段階(まん延期)に引き上げることがないよう対策の徹底を呼び掛けた。

玉城デニー知事

 26日の新規感染者数は29人。1日当たりの新規感染者数が2桁になるのは31日連続で、累計感染者数は3194人となった。

 警戒レベルを判断する七つの指標のうち、26日正午時点で、療養者数356人(第4段階の指標329人超)、病床占有率74・2%(同70%超)、直近1週間の新規感染者数242人(同211人超)の三つが第4段階に達している。

 直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者は17・02人で24日連続で全国ワースト。2位の東京7・62人を大幅に上回っている。

 玉城知事は「7月の急激な感染拡大と異なり、じわりじわりと感染拡大が続いている」と指摘。「そのスピードが緩やかなので県民には危機感が伝わりにくい印象だが、まん延期への移行を懸念する状況にある」との認識を示した。

 県はこれまで「コロナ注意報」を4回発令したが、その後もクラスター(感染者集団)が発生するなど感染に歯止めがかからない。一方で、社会経済活動が回復の兆しを見せていることから、第4段階への引き上げや緊急事態宣言の前に「危機感を訴えるために注意報より強い警報を発令した」と説明した。

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