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「年1回では足りない」首里城、初の夜間火災訓練

2020年10月27日 06:18

 首里城公園を管理・運営する沖縄美ら島財団(花城良廣理事長)は26日早朝、夜間を想定した火災総合訓練を初めて実施した。消防隊が到着するまでの連絡や門の開放、初期消火を、夜間に勤務する警備員や監視員ら7人態勢で訓練した。昨年10月31日の火災後、夜間訓練を実施していなかったことが問題になっていた。

夜間に世誇殿から出火したことを想定して行われた消火訓練=26日午前6時すぎ、那覇市・首里城公園

 午前6時に火災報知機が鳴り、職員の無線機に「奉神門内の「世誇殿(よほこりでん)から出火した」と連絡が入った。7人の職員は、連絡係と門を開ける係、初期消火に向かう係と役割を分担。消火器を手にした職員が駆け付け、消火を開始。他の職員が屋外消火栓からホースを伸ばし、建物に向かって放水した。6時11分に消防隊が到着して夜間訓練は終了した。

 同財団の古堅孝常務理事は「訓練は当初12月に予定していたが、首里城祭でお客さまをお迎えする前に実施することにした。年1回では足りない。訓練の回数を増やしてスキルを上げたい」と話した。

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