新型コロナウイルスの感染拡大を警戒する県は26日、初の「沖縄コロナ警報」を出した。県の警戒レベルを第3段階から最高の第4段階に引き上げるのではなく、従来の「注意報」の表現を強めて県民に感染防止対策の徹底を求めた形だ。玉城デニー知事は「少し重い言葉を用いて、県民に行動と意識の変容を促した」と説明した。

「沖縄コロナ警報」の発出について記者会見する玉城デニー知事=26日午後、県庁(代表撮影)

 7月以降、県内の感染者は3千人を超え、宮古島市石垣市で感染が拡大。玉城知事は26日の会見で「注意報発令中にもクラスターが発生した。さらに踏み込んで県民の皆さんに注意喚起しなければならず、どのような表現にしようかと考えた」と打ち明けた。

 糸数公保健衛生統括監は警報の次を「第4段階(感染まん延期)と考える」と危機感を強めた。感染リスクが高まる場所として懇親会や休憩室、喫煙所など「5つの場面」に注意するよう例示したが、これまでの注意報と感染対策の中身は大きく変わらない。

 玉城知事は「全ての県民、事業者が一丸となって行動を変えることにより、感染拡大防止策を徹底する必要がある」と強く訴えた。