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「現職優先でいいのか。また負ける」下地幹郎氏の自民復党要請 沖縄1区で経済界が県連に

2020年10月28日 07:33

 次期衆院選の沖縄1区で、現職の国場幸之助氏(47)=自民=と、下地幹郎氏(59)=無所属=の保守系候補者の一本化を求めている國場組の國場幸一会長ら経済界関係者は27日、自民党県連に下地氏の自民復党を求める要請書を提出した。関係者によると、國場氏らは1区の候補者調整も求め、全選挙区で現職にこだわらず勝てる候補者を擁立すべきとの考えも示した。

下地幹郎氏の復党を求め県連を訪れる國場幸一氏(右から2人目)、下地米蔵氏(右)ら経済界関係者=27日、那覇市久茂地・自民党県連

 要請は非公開だった。要請後、國場氏は記者団の取材に「この先の選挙で勝つために県連はウイングを広げ、中道も抱き込むような格好で臨まないといけない」と語った。

 また、候補者調整に関しては全区を念頭に「果たして現役優先でいいのか。また負ける選挙が始まれば県議選でまとまった団体が意気消沈する」とし、現職優先の候補者選定の在り方に疑問を呈した。関係者によると國場氏は「今が保守合同の絶好のチャンスだ」とし、県連に保守・中道の団結を求めた。

 県連役員らが新型コロナウイルス感染者や濃厚接触者となっているため要請は県連の金城暁事務局長が受けた。金城氏は記者団に、役員らの体調の回復を待って報告する考えを示した。また、復党に関しては現時点で下地氏から直接意思表示がないと指摘。仮に復党願が出された場合は県連常任総務会で意見集約して党本部へ報告し、最終的には党本部が判断するとの考えを示した。

 この日の要請には國場氏のほか、大米建設会長で下地氏の実兄・米蔵氏ら計6人が出席。下地氏の復党を求める県内の保守系市長や経済団体、企業など14社・団体の署名が入った要請書を手交した。

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