民間シンクタンク「ブランド総合研究所」が10月14日に発表した2020年の都道府県別魅力度ランキング調査。1位は12年連続で北海道、2位は京都府、沖縄は昨年の4位から順位を一つ上げ、3位だった。7年連続最下位だった茨城県が42位となり、8年ぶりに最下位を脱出した。

糸満市の大渡海岸=2018年5月31日

 前年から魅力度が最も上昇した都道府県は長野県で、前年の24.8点から30.5点と5.7ポイント上昇。続いて石川県が3.8ポイント、沖縄県・茨城県が共に3.7ポイント上昇した。

魅力度上昇ランキング 上は都道府県、下は市町村

 市町村別に見ると、糸満市が昨年に比べて魅力度が急上昇。伸び率は全国1位で、昨年の11.1点から5.9ポイント上昇して17.0点だった。
 ブランド総合研究所によると、糸満市が「とても魅力的」と答えた人のうち、20代で13.8%、30代で10.8%と伸びが顕著で、若い世代が魅力度を押し上げた。

 また、糸満市に「ぜひ観光に行きたい」と答えた人の割合が昨年は11%だったのが、今年は17.5%に上昇。特に、北海道在住者は前年9.9%から18.8%に、関東地方は9.7%から17.0%、中部地方は6.9%から15.0%に伸び、東日本からの人気が高かった。

 ブランド総合研究所の田中章雄代表取締役は「沖縄で、糸満市というと戦跡のイメージが強いかもしれないが、観光コンテンツも豊富。調査では、糸満市の観光情報を見て回答した人も多い。民泊に力を入れていたり、琉球ガラスが作れたり、那覇空港から近いことも魅力。コロナ禍もあり、期待度の高さが魅力度に結びついたのではないか」と分析した。

 全体の市町村の魅力度ランキングには、沖縄からは、那覇市が14位、沖縄市23位、宮古島市24位と県内3市が50位以内に入った。

 調査はインターネットで6~7月に実施。認知度や居住意欲など計84項目を尋ね、20~70代の男女3万1734人から有効回答を得た。