「一つだけ。朗報ですか、凶報ですか」 会うまでヤキモキするのが嫌だった。“おそらくは、朗報かと” それは、よかった。 瀧田(たきた)との通話を切り、手荷物をピックアップすると、堀江(ほりえ)は久しぶりの日本に足を踏み出した。