県は29日、新型コロナウイルスに感染し、入院していた女性2人が死亡したと発表した。新型コロナ関連の死亡者数は計60人になった。新たな感染者は20代から90代の男女計32人で、このうち与那国町で初めて感染が確認された。在沖米軍関連ではキャンプ・シュワブで11人の感染が分かり、2カ月ぶりに2桁台の感染者数となった。

新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 与那国町で初めて確認されたのは70代女性で、25日に発症、28日に感染が判明した。感染経路は不明で、島内での広がりについて県は「調査中」としている。

 死亡が確認されたのは、南城市と糸満市の90代の女性。2人は同じ病院に入院し、南城市の女性は13日に陽性を確認し、26日に死亡。糸満市の女性は16日に陽性が判明し、27日に死亡が確認された。病院には感染患者がいたことから院内感染の疑いがあるという。

 沖縄・自民会派所属の県議のクラスター(感染者集団)について、宮古島で45人、八重山で20人とされていた濃厚接触者はいずれも陰性が確認された。

 在沖米軍関連では945件の検査があり、キャンプ・シュワブで11人の感染が判明、累計は425人になった。2桁になるのは8月29日以来で、クラスターの発生などについて県は「情報がない」としている。